若者の67%が一人で過ごすクリぼっち。宿泊プランも人気
12月24日放送、「NEWS WEB」では、クリスマスを一人で過ごす「クリぼっち」が話題に。不動産会社の調査では、一人暮らしの20代、30代の男女67.7%が一人で過ごすというクリスマス。
ドミニク・チェン氏は、実家の家族と過ごすのが2.7%と少ないことに関して、フランスとの違いを指摘。こういった現象について、若者の動向に詳しい牛窪恵さんは、「4年前の調査では「クリぼっち」の割合目立たなかった。今回の調査に大変な驚き」とコメントした。札幌市のホテルでは、今年始めて、「クリぼっち」宿泊プランをスタートさせた。4日間で十数件の予約があったという。
クリぼっちは、文字通り一人でクリスマスを過ごすこと。これまでもリア充との対比で、クリスマスを一人で過ごすことはあったが、クリぼっちというネーミングがついたのは最近のこと。人恋しくなるクリスマスに、一人ぼっちで過ごすことは、多くの若者にとって精神的ダメージを負う。だがそれを開き直って、むしろ楽しんでしまうのが、クリぼっちの特徴だ。クリスマスを一人で過ごすことについては、ヒャダインの「クリスマス?なにそれ?美味しいの?」という歌もある。これもクリぼっちを歌った歌で、2010年のクリスマスリリースだ。
クリスマスの過ごし方としては、一人ぼっちでそもそも外に出ない、あるいは、あえてカップルだらけの街に繰り出すなど、さまざまな過ごし方がある。あえてカップルだらけの町に出て、自分との対比を自虐的に楽しんでみたり、それを開き直ってSNSなどに投稿して共感を得たり、あるいは街の喧騒とは距離をおいて、ゲームなどに没頭するのもありだ。
恋人がいないだけでなく、一緒に過ごす友達もいない場合に、クリぼっちとなる。最近は、ぼっち向けのビジネスも好調で、一人カラオケや一人鍋なども商売として盛んだ。クリぼっち向けのホテルプランなどに関心が集まるのもその一環だろう。昔は女性は25歳を過ぎて独身だとクリスマスケーキと揶揄されていたものだが、最近は結婚年齢も大幅に上昇し、クリスマスケーキに例えられることもなくなってきた。独身でさまざまな過ごし方ができるクリぼっちは、小さなビジネスチャンスになるだろう。
