馬総統「釣魚台は出生直後に奪われた子供」  日本の占拠を批判/台湾

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(台北 11日 中央社)馬英九総統は11日、新北市で行われている台湾光復(日本統治の終結)関連の展示を見学した。あいさつでは総統就任直後、視察に訪れた国史館台湾文献館(南投県)には、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)に関する資料が1つもなかったことに触れ、同列島は「生まれて間もない頃に奪い取られ、その存在を忘れられていた子供のようだ」と述べ、暗に日本を批判した。

馬総統は、釣魚台列島は1683年に台湾とともに中国の版図に編入されたものの、1895年に日本人によってひそかに占領されたと強調。同列島はその後すぐに沖縄県に組み入れられたため、台湾には関連の資料が残っていないとした。

1912年の中華民国成立時には、尖閣諸島が釣魚台列島であることは全く知られていなかったと指摘。長きにわたる日本の統治の中で、同列島の名前は当時の国民政府の資料から消えてしまっており、抗日戦争の勝利によって、ようやくその事実が分かるようになったと語った。

(王朝ギョク/編集:杉野浩司)