いろいろと噂は出たが、最終的には何もなかった。FWアルベルト・ジラルディーノはジェノアに残り、FWファビオ・クアリアレッラはユヴェントスに、FWマルコ・ボッリエッロはローマに残ることとなった。

ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、クアリアレッラのような選手が残留したことを悪く思っていないだろう。ジラルディーノとは異なる特長だが、すでにユヴェントスのシステムや動きを理解している。

そして、ジラルディーノにとっても、ジェノアに残るのは悪いことではないはずだ。FWカルロス・テベスやFWミルコ・ヴチニッチの控えとなり、さらにFWフェルナンド・ジョレンテとも争わなければいけないユヴェントスと比べ、ジェノアでは不動のレギュラーとなれる。今年はワールドカップもあるだけに、控えとはいえユヴェントスなら豪華ではあるものの、それが大きな代償となるかもしれない。

ミランはMFカカーの獲得を喜ぶだけに終わった。DFの獲得はなかったが、ビッグネームを放出することもなかった。インテルも取引はなし。以前から中盤右サイドを探していたインテルだが、この2試合で完全に生まれ変わった選手により、その位置を完璧にカバーできている。

ナポリはMFフアン・スニガが残留し、人員削減にも成功した。FWエマヌエレ・カライオーはジェノア、MFマルコ・ドナデルはエラス・ヴェローナへ向かっている。

ラツィオは最後まで補強を目指したが、2日午後にガラタサライFWブラク・ユルマズの獲得を断念。以前に獲得を決めてキャンプに加えたものの、EU圏外枠の関係で登録を保留していたFWブライアン・ペレスを登録した。一方で、FWリボル・コザクをアストン・ヴィラに、GKアルバノ・ビサーリをジェノアへ放出している。GKフェデリコ・マルケッティの控えとしては、アルバニアのGKエトリト・ベリシャを獲得した。