ヴァンラーレ八戸は6日、高橋勇菊監督が今季限りで退任することを発表した。八戸は昨季のJ3を2位で終え、来季からクラブ初のJ2を戦う。

 高橋監督は2023年から25年まで八戸のヘッドコーチを担当。今季から監督に就任し、J2・J3EAST-Aで9位となって臨んだプレーオフラウンド初戦は福島ユナイテッドに0-1で敗れた。あすFC今治との35-36位決定戦を行う。退任に際して以下のようにコメントした。

「この度、百年構想リーグをもちましてクラブを離れる事となりました。覚悟を持って臨んだリーグでしたが、皆さんのご期待に応えることが出来ず、責任を感じております。思えば3年半前、地元で名将と仕事が出来る喜びと責任、覚悟を持ってクラブに加入しました。なかなかうまくいかない2年間を過ごし、より一層の覚悟を持って臨んだ勝負の3年目、苦しみながらではありましたが、皆様の力をお借りして、悲願のJ2昇格を達成すことが出来ました。そして昇格請負人の力を隣で感じ、夢のような瞬間を味わう事が出来ました」

「それから数週間後、人生をかけて監督就任を決断しました。クラブと『継承』を確認しあい、今までのサッカーと自分らしさでJ2に挑む。ここを軸にブレる事なく進んで来ましたが、結果が全ての世界。残念な結果となってしまいました。全ては私の指導力不足、力の無さです。『良い試合だった』から『良い結果だった』に中々変えることが出来ませんでした。しかし、選手・スタッフは毎日自分たちを信じ、妥協する事なくトレーニングに取り組んでくれました。本当に感謝しています。ありがとうございました」

「八戸の選手達はまだまだ出来ます。伸び代しかありません。必ずJ2で暴れてくれるはずです。26-27シーズン、一緒に進みたかったのですが叶いませんでした。これからクラブにとっても未知の世界に入っていきます。どうか皆さん、選手・クラブと一緒にJ2を楽しみながら戦ってください。私は離れますが、心からヴァンラーレ八戸を応援したいと思います」

「最後になりますが、スポンサーの皆様、パートナー企業の皆様、北は北海道、南はキャンプ地沖縄など全国各地から応援していただいているファン・サポーターの皆様、この縁を繋いでいただきました下平社長、寄り添ってくれた強化担当の金井さん、毎日必死に取り組んでくれた選手、支えてくれた現場スタッフ、ずっと応援してくれている地元五戸町の皆様、3年半、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます」