男性の遺体が見つかった現場付近(3日午後4時36分、兵庫県たつの市で、読売ヘリから)=河村道浩撮影

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 兵庫県たつの市の住宅で母娘が刺殺された事件で、県警は4日、同市内の河川で3日に見つかった遺体の身元が、娘に対する殺人容疑で指名手配されていた元隣人の住所・職業不詳、大山賢二容疑者(42)だったと発表した。

 司法解剖の結果、死亡したのは、事件が発覚した翌日の5月20日頃と推定された。

 県警は今後、容疑者死亡のまま、母娘に対する殺人容疑で大山容疑者を書類送検する方針。

 発表では、大山容疑者の遺体は今月3日午前、事件現場の南約13キロにある揖保川水系の川で見つかった。腐敗が進んでおり、死因はわからなかった。

 事件で殺害されたのは、いずれも無職で、母親の田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)。5月19日、自宅1階で血を流して倒れているのが見つかった。母娘とも同13日頃に死亡したとみられる。

 大山容疑者は約10年前、田中さん宅の隣家に住んでいた。県警は、現在空き家となっているこの家を捜索し、近くの防犯カメラに同17日に映っていた大山容疑者の服装と似た白いシャツや黒いズボンを発見。大山容疑者が事件後に立ち寄った可能性があるとみている。室内からは血のようなものが付いたパーカを押収しており、関連を調べている。