「名探偵コナン」公式インスタグラムより

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大手菓子メーカー「カルビー」は5月12日、主力商品「ポテトチップス」「かっぱえびせん」など合計14品目の包装をカラー刷りから白黒2色に変更すると発表した。

「緊迫化する中東情勢の影響に伴い、包装に使用するインク原料となるナフサの供給不安が生じているためだといいます。25日以降から店頭で順次切り替えられるそうで、簡易パッケージにすることで商品の安定供給につなげる狙いがあるようです」(全国紙社会部記者)

民間企業の苦境を受け、政府も対応に乗り出している。佐藤啓官房副長官(47)は同日の記者会見で関係企業にヒアリングを行う予定を明かし、関係省庁が実態を把握しようと動いていることを明かしていた。

カルビーの担当者は12日午後、農林水産省を訪れてパッケージの変更について説明しました。TBSによれば、ヒアリングはカルビー側からの要望で、連休前から予定されていたそうです」(前出・全国紙社会部記者)

そんななか、Xでは“ある人物”の発言が波紋を呼んでいる(以下、《》内は原文ママ)。

カルビー、そんな戦前を想起させる節約アピールしたら、首相激怒じゃないの? と思ってたらホントにそうなった。潰れろ自民党》

12日に更新したXで、政府がカルビーにヒアリングすることを報じたNHKの記事を添えてこうつづったのは、推理作家・脚本家の大倉崇裕氏。

現在大ヒット上映中の劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』をはじめ、『100万ドルの五稜星』(’24年)、『ハロウィンの花嫁』(’22年)、『から紅の恋歌(ラブレター)』(’17年)など劇場版コナンシリーズの脚本を多数手掛けている。

投稿はすでに9000件近くリポストされ、大倉氏のもとには様々な意見が寄せられている。さらに拍車をかけているのは、大倉氏と一般ユーザーによる応酬だ。

あるユーザーから“カルビーは節約アピールで話題作りを狙っている”との声が寄せられると、大倉氏は次のように主張していた。

《足りてないものを足りていると強弁し、負担を民間に丸投げをし保身を図る首相の方が意地悪でしょう。カルビーの本心は判りませんが、狙ってやったのなら良いアピールだと思います。当たり前の事をやっただけでアピールになる現状が異常なんですよ》

いっぽう、別のユーザーから“事実確認をせずに勝手に激怒している”と反論されると、こう突き返していた。

《あなたは厳しい現実と向き合おうとはせず、自己に都合の良い幻だけを見て安堵し、耐えがたい恐怖をごまかすために、何の役にも立たない投稿を、自分は賢いというアピールを混ぜ込みながら垂れ流しているに過ぎません》

コナンファンから寄せられた“残念”との声には、《関係者である事は関係ない。そんな事も分からずに、何を焦ってんの?》と返答。別のファンからも“迷惑するのはコナンなのに”と苦言を呈されると、《オレの投稿なんて、ハナクソみたいなもんですよ。何を期待しているの?》と一蹴していた。

あるWEBメディア記者は言う。

「高市早苗首相(65)は先月、ナフサ由来の化学製品の供給について“当面の必要量は確保できている”と強調していました。しかし、カルビーの説明とは食い違いを感じさせるもので、一部SNSでは同社の対応に様々な憶測が広がっています。

例えば、“ナフサ不足をアピールするためでは?”といった声が。このほか、’49年にカルビーの前身となる松尾糧食工業株式会社が広島市で設立されたことと結びつけて、“戦争反対の意思表示では?”と推測する声も散見されています。

しかし13日配信の『ハフポスト』の記事によれば、同社は『社会的なメッセージはございません』と否定していたそうです」

カルビー以外の企業にも、溶剤不足の不安が広がっているのは事実。とはいえ、大倉氏の強い物言いにコナンファンも驚いてしまったようだ。