狙いはカキ養殖の品質向上 「COMPLEX」の基金活用 “バスケット養殖”への転換進む
ミュージシャンの吉川晃司さんと布袋寅泰さんからなるロックユニット「COMPLEX」の復興支援事業。その寄付金を活用した取り組みが、石川県七尾市のカキ養殖現場で始まっています。
七尾湾に並ぶマガキの養殖かご。
現在、「バスケット養殖」と呼ばれる新しい技術への転換が進んでいます。
石川県漁協協同組合七尾支所・竹内 大生 運営委員長:
「波でこうやって揺れるんですよね、カキが。こんな感じで」
石川県漁協協同組合七尾支所・竹内 大生 運営委員長:
「成長する殻を削って、殻に行くはずの栄養を身に行かせる」
さらに…
石川県漁協協同組合七尾支所・竹内 大生 運営委員長:
「カキ同士が擦れて付着物が付きにくいカキができる」
生産者にとって負担が大きい貝殻を掃除する作業も軽減でき、生産性の向上にもつながっています。
この原資となるのが「COMPLEX」の寄附。
漁協では、基金を活用して新しい作業船も導入し、年間10万個のブランドカキ「七尾牡蠣」の生産を目指します。
石川県漁協協同組合七尾支所・竹内 大生 運営委員長:
「七尾市の発展のためにもここで沢山のカキを作って、にぎやかな漁港にしていきたい」
石川県漁協七尾支所は、このかごを350個導入していますが、寄付金を活用し、さらに200個増やす計画です。
バスケット養殖では、かごを沈める深さの調節などでカキの成長管理もしやすく、漁協は通年出荷にもつなげたい考えです。
