水戸のPK職人!大崎航詩は1番手で驚異の“8発8中”「コースに蹴り、駆け引きに勝てば100%決まる」
◇明治安田J1百年構想リーグ第14節 水戸1(3PK1)1横浜M(2026年5月2日 日産スタジアム)
水戸は敵地で横浜Mと対戦し、1―1から突入したPK戦を3―1で制した。後攻を取ったPK戦はGK西川が横浜Mの1、3番手をストップ。対する水戸のキッカーは1〜3番手のMF大崎航詩、FW根本凌、DF大森渚生がきっちりと成功させた。
PK戦はJ1最多タイの8度目で4勝4敗。特筆すべきが全8試合で1番手を任され、全8本を決めている大崎だ。全試合フル出場を続けるレフティーは言う。「運という要素をPKに求めたくない。コースに蹴り込んで、キーパーとの駆け引きにさえ勝てば100%決まると思っている。それをずっと遂行しているだけ」。百年構想リーグまでにPKを蹴ったのは大阪体育大時代の一本だけ。しかもその一本は外している。「PKにいい印象は1ミリもなかった」というが、「自分のリズム、ルーティンを崩さないこと」と蹴り方の最適解を求めてきた。
最初のPK戦4試合は全て右に蹴った。「そこからは多少読まれ始めるなと」。途中で自身の映像を見直し、今はGKの癖や特長を見て左足を振り抜く。この日右隅に流し込んだキックは、同じ方向に飛んだ朴一圭の手をかすめてゴールネットへ。「決めるつもりしかなかった」と力強かった。
「1番手が外すチームはほぼ負けている。樹森さんの信頼に応えないといけないし、今は自信を持って蹴っている」。あくまで理想は90分間での勝利だが、“PK職人”として新たな一面を見せている。
