大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY

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 あっ、そうだ、オレって投げて打つだけじゃない、足も速かったんだとばかりに盗塁をし始めたのが大谷翔平(31=ドジャース)だ。

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 日本時間26日のカブス戦から30日のマーリンズ戦までの4試合で盗塁を3つ決めている。

 打者専念の24年には59盗塁をマーク。そもそも俊足だし、走ろうと思えばいくらでも走れる大谷が昨年20盗塁だったのは6月に投手として復帰したから。二刀流にかかる負荷はハンパじゃなく大きいだけに、走塁に割くエネルギーを温存したのだろう。開幕から投手としてもフル回転している今季の初盗塁は開幕から21試合目、4月21日のロッキーズ戦だった。その大谷が急に走り始めたのはなぜか。

 本人は昨年暮れのNHKスペシャルで、ドジャースに関してこう言っている。

「ひとりひとりがカバーする能力が高いチーム。左が打てないときは右の人がカバーしたり。打てないからといって、やることがないわけではない。ひとりひとりができることを積み重ねていく」

 5月1日現在、打率.273、6本塁打、13打点。打つ方は例年と比べてパッとしない。だからといって「(チームのために)やることがないわけではない」から走り出したのか。

「それだけじゃないでしょう」と、特派員のひとりがこう続ける。

「登板時の投手専念が5登板中、すでに2回。今季は例年以上に投げることに注力していて、今後も投手専念の試合が増える可能性がある。これまで投打同時出場が当たり前だったのに、それができないというか、同時出場しない負い目のようなものも本人にはあるのかもしれません」

 打撃で思うような結果が出ていないことに加えて、登板時に打席に立たないケースが今後も増えるかもしれない。それでも「やることがないわけではない」だけに、打者として出場する試合では盛んに盗塁を試みるようになったというのだ。

 投打以外、今後は「走る大谷」からも目が離せそうにない。

  ◇  ◇  ◇

 ドジャースといえば、佐々木朗希が非常にマズイ状況に陥っている。移籍の際には古巣ロッテから引き抜いた3人のスタッフらと結成した「チーム佐々木」だが、その関係性に亀裂が入りそうな出来事が発覚した。いったい何が起きたのか。●関連記事 【もっと読む】“幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」 では、それらについて詳しく報じている。