犬が『足を引きずって歩く』理由6つ 今すぐに病院へ連れて行くべき症状とは?
犬が足を引きずって歩く理由

1.関節に痛みがある
関節に痛みがあるとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
ジャンプしたときの衝撃で痛めた 体重の増加による負担が増えた 先天的な形成不全がある 老化によって関節が劣化している関節の痛みの原因としては、このようなことが考えられます。
ソファーなどの高い場所からジャンプして飛び降りたとき、関節に強い衝撃が加わり、痛めてしまうことがよくあります。
2.筋肉に痛みがある
筋肉に痛みがあるとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
犬の筋肉痛のほとんどは、急激に運動量が増加してしまったこと、過度に運動してしまったことが原因です。
久しぶりにドッグランに行って思いっきり走った 普段30分のお散歩を今日は1時間歩いた ハイキングや登山など整備されていない道を長時間歩いたこのようなことが挙げられます。
3.肉球にトラブルがある
肉球にトラブルがあるとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
肉球に擦り傷があるとき、肉球にひび割れがあるとき、歩く度に痛みが走り、足を引きずって歩く原因になることがあります。
お散歩の途中で突然足を引きずって歩くようになってしまったときは、肉球に植物の棘が刺さってしまった可能性も考えることができます。
4.膝蓋骨脱臼が悪化している

膝蓋骨脱臼が悪化しているとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
軽い膝蓋骨脱臼であるときは、日常生活にほとんど影響がありません。しかし、グレードが上がると、頻繁に症状が見られるようになります。
足を引きずって歩くということは、膝蓋骨脱臼を起こしている、または悪化している可能性があります。
5.骨折している
骨折しているとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
足を引きずって歩くこと以外にも、足が腫れている、足をひどく痛がる、足が変形しているなどの症状が見られることがあります。
犬の骨折は、自宅の室内で起きやすいです。飼い主の目の前で起こることもありますし、お留守番中に起こることもあります。
階段から転げ落ちてしまったとき、ソファーなどの高い場所から飛び降りて強い衝撃を受けたときです。
6.老化によって筋力が低下している
老化によって筋力が低下しているとき、犬が足を引きずって歩くことがあります。
とくに後ろ足によく起こりますが、筋力が低下してしまったときは踏ん張りが効かなくなり、足を引きずって歩くようになるのです。
筋力が低下すると、関節の柔軟性も低下してしまうため、歩き方がぎこちなく感じられることもあります。
老化によって筋力が低下し、足を引きずって歩くのは、犬の老化現象のひとつで、自然な現象であると言えます。
今すぐに病院へ連れて行くべき症状

犬が足を引きずって歩くということは、異常な仕草や行動であると言えます。
ほんの一時的なものであれば自宅で様子を見てもよいと思いますが、2日以上続いているのであれば、動物病院へ連れて行くべきであると言えます。
痛みがある 腫れがある 変形がある 出血があるこのような場合、早急に動物病院へ連れて行きましょう。
まとめ

犬が足を引きずって歩く理由を6つ解説しました。
関節に痛みがある 筋肉に痛みがある 肉球にトラブルがある 膝蓋骨脱臼が悪化している 骨折している 老化によって筋力が低下している今は軽度かもしれませんが、放置することで悪化してしまう炎症や病気や怪我があります。
「いつもと違う歩き方をしている」ということに気づいてあげられることが大切です。日頃から愛犬の歩き方や足の状態をチェックするようにしましょう。
(獣医師監修:寺脇寛子)
