2025年9月、たばこ祭りに参加した真矢さんと妻の石黒彩

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 2026年2月17日、56才という若さで天国へと旅立ったロックバンド「LUNA SEA」のドラマー・真矢さん。3月8日には「LUNA SEA」メンバーらの意向で献花式が執り行われた。当日は横浜市内の「ぴあアリーナMM」に約3万人のファンが参列し、真矢さんとの別れを惜しんだ。

【写真】昨年9月、秦野市の祭りに参加した車椅子姿の真矢さんと石黒彩、車椅子の真矢さんに寄り添い支えていた姿

 昨年9月27日、地元・秦野で開催された「たばこ祭」では、元モーニング娘。で妻の石黒彩(47)と車椅子姿で参加。詰めかけたファンの前で車椅子から立ち上がり、「必ず復帰します」と誓っていたが、その願いは残念ながら叶わなかった。
『5年9ヶ月の間、病気と闘い続け、その間も常に前向きで懸命な姿は誇らしく そんな真矢に寄り添い支えることが私の幸せでした』──長年連れ添い、献身的に夫を支え続けた石黒は、2月23日に自身のインスタグラムで追悼コメントを発表。その後、2か月たったが更新は止まったまま沈黙が続いている──。

 がん公表後、真矢さんの実兄はNEWSポストセブンの取材に次のように心境を明かしていた。

「調子が悪いということだけで、(大腸がんで闘病していたことも)手術を受けていたことも知りませんでした。彩ちゃんも病気のことはあえて言わなかったんだと思う。そんな気遣いもできて凄いなぁと思いますよ。

 彩ちゃんから『家族みんなでサポートして、治療に全力を尽くしているから心配しないで大丈夫だよ』ってメッセージもありましたが、真矢は少し痩せたかなとは感じました。真矢からはLINEで『大丈夫だよ』『ありがとう』と返信が来たけど、文字を打ち返すのも苦労しているのか、短い文面でした」

残された家族らの思い

 4月中旬、あらためて実兄に近況を聞いた。

──法要などは済みましたでしょうか。

「むこう(石黒)で(家族だけで)やったのかもしれないけど分からない」

──亡くなって約2か月経ちました。真矢さんへはどんな想いでしょうか。

「あの時(真矢が生きていた頃)と自分たちは何も変わらないです……」

 弟の突然の旅立ちに心を痛める実兄。そして、妻の石黒は夫を亡くしたあとも、親族に迷惑をかけぬよう、法事などをこなしているようだ。前出のスポーツ紙記者が語る。

「生前、夫婦で最後の公の場となった『たばこ祭』では、真矢さんに寄り添う石黒さんの姿がありました。明るく毅然と、決して夫より前に出ない場所にいて、サポートに徹していました。お兄さんも『献身的に真矢を支えてくれて、彩ちゃんには本当に感謝してます』と、労いの言葉を口にしていました」

 そんな彼女は献花式で、涙に暮れていたという。「必ず復帰する」という夫の遺志を胸に今、何を思うのか。深い沈黙の先に、石黒が紡ぎ出す言葉を待ちたい。