苦手克服スイングで最新FW(UTも)を打ってみた!
FWを大の苦手とする人は、スイング軌道を変えるとうまく打てる。その結論にいたったクラブの進化を「すっきりとした形状とデザインに高性能が詰まっている」と評判のHONMAの最新モデルを打って、さらに詳しく解説! もうひとつ気になる「ユーティリティの場合は?」も試打レビューする。
はっきりと
棲み分けのできた
現代のFW2モデル
FWは両モデルともカーボンクラウンによる深・低重心設計で、低スピン・高打ち出しの“飛ぶ”打球になります。ロースピン弾道で打球に浮力がつかず、打球の高さが不十分な人はカット軌道で打てば即解決するので、やはりアウトサイド・イン軌道と相性がいい。カット軌道でも打球が右に曲がってしまう心配もなく、僕が打つと「TW777」の場合、どストレート。「TW777 MAX」は自然にドローになるので「MAX」はかなりボールのつかまりがいいFWですね。
「TW777 MAX」「TW777」ともに、スライスやチーピンになってしまうほどの大ミスにならない寛容性の高さが魅力。直進性の高い高弾道が打てる
TW777 MAX FW
TW777 FW
2モデルの性能差ははっきりと出ていて、ミスヒットしても曲がりを抑える寛容性と反発エリアの広さ、安心感が得られる広い投影面積と丸みを帯びた形状からも「MAX」はとてもやさしいクラブでFWを苦手とする人にオススメできます。
一方、スタンダードの「777」は、アスリートゴルファーや上級者好みに仕上がっている。ネックには弾道調整機能、ソールにはウェイトが2カ所と多機能モデルでありながら、アドレス時の見た目、打音、打感などフィーリング面に心地よさがある。球筋の打ち分けもできます。
近代クラブのハイテクノロジーのひとつカーボンクラウンによって重心が深く低くなり、キャリーと総飛距離を伸ばす
「TW777は多機能。ロフト、ライなどの変更以外に、前後の重さの異なるウェイト(16.5g・3.5g)を入れ替えてスピン量を調節して打ってみるのもオススメです」(今野)
同ブランドのUTも、すっきりとしたヘッドデザインと形状が好印象で、さまざまなライからボールをうまくヒットできそうな雰囲気があります。設計や機能もシンプルかと思いきや、球の高さでグリーンに止められる高弾道が出る。操作性も兼ね備えているので非常に使い勝手がいいクラブですね。
TW777 UT
FWだと「う~ん」と思うラフや薄芝でも「TW777 UT」ならボールをうまく拾えて距離をかせぐロングショットが打てる
FW・UTとも、HONMAの過去の名器に採用されていた「GET ソール形状」に注目。地面にソールが触れたときの抜けのよさだけでなく、ヘッドのブレも防ぎ、インパクトの安定性を高める
試打・解説=今野一哉
●こんの・かずや/1982年生まれ、千葉県出身。スイングやギアも古い時代から最新まで豊富な知識をもつプロコーチ。東京都江戸川区の平井駅近くの「キッズゴルフクラブ」主宰。
㉄本間ゴルフ ☎0120-941-380 https://www.honmagolf.com/jp
写真=田中宏幸、協力=新東京ゴルフ倶楽部
