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24日、全国大学生協連は2025年秋に実施した「学生生活実態調査」の結果を発表した。学生生活実態調査とは、全国の国公立および私立大学の学部学生を対象に学生の生活や経済的な側面および大学生の意識や行動を調べることを目的としている。

今回の調査で注目を集めたのは、1カ月の書籍費が1960年代以降ではじめて1000円を下回る970円(自宅生の場合、以下同)であった事が明らかになった点である。

結果にネットでは「学生が本を読まなくなった」「本を買わないでどうやって勉強しているんだろう」「日本の未来は暗い」といった声が相次いでいた。

ネットではこの「書籍費が下がった」という現象に対しさまざまな声があるようだ。事実、書籍費用は2024年が1450円、2023年は1300円と低い数値が続いており、「学生が本を買わなくなった」という指摘は今にはじまった事ではない。

その背景には、書籍の値段高騰などさまざまな要因があるが「図書館の利用が広まった」というのも遠因としてありそうだ。

特に大学で使用される専門書などは値段が高いものが多いため「図書館で借りる」は今や当たり前であり、なかには複数の大学で貸出カードを作って本を借りている学生も少なくない。

さらに、1冊の書籍を複数人で購入する「本のシェア」いわゆる回し読みも増えている。

学生生活実態調査では今回話題になった書籍費以外にも勉学費が847円になるなど、大学生が勉学にかける金額がおおむね1000円を切るなどしており、学生の間にも「節約」の概念が深く根付いている事が明らかになった。

とはいえ、学生の本分は勉強であり、節約にばかり気を取られるのも健全ではなく、学校側も何かの対策が必要かもしれない。