FIFAのインファンティーノ会長 photo/Getty Images

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2026W杯北中米大会が迫る中、開催国アメリカの政治問題が注目を集めている。ベネズエラ侵攻からのマドゥロ大統領拘束、さらにはグリーンランドの領有権を主張するなど、ドナルド・トランプ米大統領が暴走気味だ。

こうした動きから2026W杯出場をボイコットすべきと主張する国も出てきているが、果たしてこの問題はどう決着するのか。

英『Sportbible』によると、メルボルン大学のジャック・アンダーソン教授はFIFAアメリカに強く出るとは考えにくいと語る。

「トランプ大統領に初の世界平和賞を授与したFIFAアメリカのW杯開催権を剥奪するとは考えにくい。開催権を剥奪するなんてことが起こるのは、もっと極端に事態が展開した場合のみだろう。例えばトランプ大統領がグリーンランドを巡って軍事侵攻を決意し、デンマークが攻撃を受けるなんてことになれば、そうなるかもしれない。現行の契約では、FIFAは開催国および開催都市との協定を解除できる権限を有しているが、FIFAが最強の経済大国であるアメリカの開催権を剥奪する可能性は非常に低い。それはFIFAにとって長期的な外交・経済的影響を及ぼすからだ」

FIFAアメリカへ強く出るシナリオは考えづらいようだが、2026W杯は無事に開催されるのか。同メディアはW杯出場をボイコットする国が出た場合、FIFAがそれらの国に何らかの処分を与える可能性があるとも伝えていて、先が見通しづらい状況となっている。