17日の米VIX指数は20.78(16日は21.66)に低下した。一時28.99まで切り上がり、4月下旬以来の水準まで急伸した。ただし、その後の下げによって、週間では低下(10日は21.66)となった。米中貿易摩擦に対する警戒や米政府機関の一時停止に伴う米国経済への影響、そして信用リスクの高まりが背景にある。200日移動平均線(19.35)が支持線として意識されており、リスク回避姿勢がくすぶりそうである。

 先週末のNT倍率は先物中心限月で15.01倍(16日は15.08倍)に低下した。週間(10日は15.00倍)と小幅に上昇している。週前半は高市トレードを巻き戻す動きのなか、15日には14.84倍まで低下する場面もみられた。ただし、その後はオランダのASMLホールディング や台湾積体電路製造(TSMC) の予想を上回る決算、高市トレードの再燃が意識されて、16日には一時15.10倍まで上昇。+1σ(14.87倍)と+2σ(15.19倍)によるレンジを継続しており、+2σを意識したNTロングに振れやすいだろう。

 10月第2週(10月6日-10日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週ぶりの買い越しであり、買い越し額は1兆1878億円(10月第1週は534億円の売り越し)だった。なお、現物は1兆0586億円の買い越し(同1兆2398億円の買い越し)と2週連続の買い越し。先物は1291億円の買い越し(同1兆2933億円の売り越し)と3週ぶりの買い越しだった。個人は現物と先物の合算で3184億円の売り越しと4週ぶりの売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で5574億円の売り越しとなり、3週ぶりの売り越しだった。

 主要スケジュールでは、20日に中国7-9月期GDP、中国9月鉱工業生産、中国9月小売売上高、米国9月コンファレンスボード景気先行指数、中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会、~23日)、21日に臨時国会召集(首相指名選挙)、22日に9月貿易収支、24日に9月全国消費者物価指数、米国9月消費者物価指数、米国9月新築住宅販売件数などが予定されている。

――プレイバック・マーケット――

●SQ値
11月限 日経225 39901.35  TOPIX  2765.26
12月限 日経225 39434.85  TOPIX  2738.68
01月限 日経225 39343.19  TOPIX  2726.70
02月限 日経225 39432.64  TOPIX  2775.06
02月限 日経225 39432.64  TOPIX  2775.06
03月限 日経225 36483.79  TOPIX  2684.98
04月限 日経225 32737.29  TOPIX  2418.70
05月限 日経225 37572.13  TOPIX  2733.00
06月限 日経225 38172.67  TOPIX  2776.06
07月限 日経225 40004.61  TOPIX  2830.46
08月限 日経225 41368.58  TOPIX  3004.82
09月限 日経225 45016.28  TOPIX  3175.61
10月限 日経225 48779.14  TOPIX  3241.66

◆日経225先物(日足)
         始値   高値   安値   清算値  前日比
25/12 10月17日  48480  48540  47510  47550  -880
25/12 10月16日  47860  48440  47610  48430  +620
25/12 10月15日  46670  47830  46490  47810  +1020
25/12 10月14日  47450  47920  45180  46790  -830

◇TOPIX先物(日足)
         始値   高値   安値   清算値  前日比