2位浮上の柏は複数得点が2試合のみ。攻撃面のさらなる改善へ、渡井理己が語ったチームに必要なもの
柏レイソルは4月20日、J1第11節で湘南ベルマーレと敵地で対戦し、1−0で勝利。勝点を20に伸ばし、順位を2位に上げた。
柏はこれでリーグ戦は6戦負けなし。そんなチームの好調の要因のひとつに挙げられるのが堅い守備。総失点8はリーグで2番目に少ない数字だ。
8節・京都サンガF.C.戦(1−1)と10節・FC東京戦(1−1)での失点は、ともにクロスからのこぼれ球を押し込まれたもの。クロス対応は課題になっていたが、そこも湘南戦では陣形を組んで冷静に守っていた印象で、GK小島亨介も「改善できている」と語る。
【動画】細谷のクロスから垣田がゴール!
一方で、総得点12はリーグ8位タイ。1試合平均にすると1.09で、2点以上奪った試合は3節のセレッソ大阪戦(2−1)と4節の浦和レッズ戦(2−0)の2試合のみ。首位の京都と4位の浦和は、ともに1試合消化数が多いものの前者の総得点が16、後者が14。そして3位の鹿島アントラーズが18で、上位を争うライバルたちと比べると、少なからず物足りなさはある。
「前節のFC東京戦は、負けている後半に相手ゴールに迫る回数が多かったですけど、選手間では前半からアクションを起こしてゴールに迫る時間を増やしたいと話をしている。前半から点を取って、もう少し楽に進めることも考えなくてはいけない」
そう話すのは渡井理己だ。さらにこう続ける。
「(チームには)綺麗に崩そうっていう意識もどこかにあると思う。中央には強い(FWの)選手がいるので、アバウトでもクロスを増やしたり、強引さが必要になってくると思います」
渡井は湘南戦の後半アディショナルタイムに、やや強引なドリブルで左サイドのボックス内に侵入し、中央に走り込んでいたフリーの細谷真大にクロスを供給していた。背番号11のそうした姿勢は、きっとチームに良い影響をもたらすはずだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
