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 昨季をもってACミランを後にしていたパオロ・マルディーニ氏が、その沈黙を破り『ラ・レプブリカ』とのインタビューでその心境を語った。その中ではカルディナーレ氏との不和についても明かしており、米国モデルを採用しようとしスポーツ目標よりも財政目標が優先されたと指摘。「チャンピオンズリーグ優勝のため」の3年計画を立てていたようで、ただフルラーニCEOと「(自身の右腕だった)マサーラと私がクラブの経済的、戦略的目標を共有していないとでっち上げた」ことでマサーラ氏は退任。

 またマルディーニは自分の最終判断で行動した事はなかったという。なぜなら権限あくまで選手の獲得はオーナーや経営陣と合意した場合に限られるものであり、しかもマルディーニの提案の多くの返事はノーだったとのこと。しかもいつも言われたというのが「私たちはあまりサッカーを知らないけど」っていう前置き。でもマルディーニが、言われた選手を獲得したことはないとも強調、「もしそんな状況なら、翌日にもやめていただろう」さらにマルディーニ氏は「スカローニ会長はクラブにほとんど関心がないように見える」とも批判を展開。

 それでも改めてACミランでの名門再興を果たしたTD時代を振り返って、自身が獲得したラファエル・レオンやテオ・エルナンデス、そしてサンドロ・トナーリなどの活躍によって、スクデットの獲得や「GL敗退を覚悟していた」昨季チャンピオンズリーグでの準決勝への飛躍をも達成したことを強調。ただ一方でトナーリについては「誰も引き止めようとせず、獲得時の5倍の金額で売却」することになるのだが、結果的にギャンブル依存症が発覚するイタリアの賭博騒動の一人となっており、このことについては「本当に知らなかったし、ショックだった」とも語っている。