キャストもスケジュールも大枠決定!大詰めを迎えた「ガキ使年末特番」復活へ向けた“最後のキーマン”

3年の時を経て、大晦日風物詩復活へのカウントダウンが、刻一刻と進んでいるーー。
’06年から15年にわたって放送され、’10年から11年連続で民放1位の視聴率を記録した年末大人気特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)。’20年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』を最後に放送されていないが、その復活に向けた動きが、ついに大詰めを迎えている。キー局関係者が語る。
「’20年を最後に放送されなかったのは、番組に対して、BPO(放送倫理・番組向上機構)の『痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー』に関する審議入り公表に加え、’20年末の放送直前に番組内容が外部リークされたことで松本さん(人志・60)が激怒したことで、日本テレビとの間に確執が生まれたことが原因です。この間も水面下で制作交渉は続けられていたのですが、主にこの2つの理由から松本さんが頑なに首を縦に振らず、番組実現に至らなかったのです。番組企画のマンネリ化で松本さん自身のモチベーションが大きく下がったことも、復活を難しくしていました」
だが3年の月日が流れ、吉本興業と日本テレビとの間の確執軟化に加えて、松本や浜田雅功(60)の心境にも徐々に変化が訪れているという。
「転機は昨年8月放送の『ダウンタウンvsZ世代 ヤバイ昭和 あり?なし?』でした。日本テレビ側の必死の歩み寄りが功を奏し、松本さんや浜田さんも態度を軟化させました。そこへ加えて『ダウンタウン』の二人は今年で還暦を迎えた。それに際し、今年の年末特番をシリーズ最終回として、超大型特番として盛り上げ、グランドフィナーレを飾るというプランが検討され、一気に今年の年末特番実現へ話が進みました。
すでに主要キャストや関係者のスケジュール、ロケ地などの仮押さえも大枠で確定しています。これまでは10月後半から11月にかけて撮影してきましたが、今回も同様のスケジュールで、話が大詰めを迎えています」(前出・キー局関係者)
特番復活へのお膳立てはすべて整った状態だが、まだ最終確定へのゴーサインが下ってはいない。最後の鍵を握るのは松本……ではなく、実は浜田だという。芸能プロ関係者が語る。
「これまで特番決定に関しては、松本さんと浜田さんそれぞれに最終決定権があり、今回は浜田さんが最終決定権を持つ年なのです。すでに松本さんも『浜田がやるのであればその意向に従う』というスタンス。あとは浜田さんの最終判断次第ではありますが、期待したいところです」
特番復活に向けた動きが大詰めを迎えていることについて、本誌は日本テレビに取材を申し込んだが、期日までに返答はなかった。
多くの人が復活を待ち望む番組だけに、吉報を楽しみに待ちたい。