修復された木造客車、TPK2053の内部(台鉄提供)

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(屏東中央社)日本統治時代に製造された台湾鉄路管理局(台鉄)の木造客車、TPK2053が修復され、南部・屏東県の文化施設、潮州鉄道園区で12日、お披露目式が行われた。

台鉄は同車両について、小型の3等車で、1921(大正10)年、北部・台北市にあった台北鉄道工場で製造されたと説明。丸みを帯びた屋根を持ち、車内には木製の座席やレトロな照明、扇風機などが取り付けられている。戦後は製鉄所の宿舎として利用されたため解体を免れたとし、台鉄西部幹線を走った木造客車発展の重要な歴史の証人だと強調した。

潮州鉄道園区では鉄道に関する資料や模型の他、屋外に14両の車両を展示。予約制で整備工場の見学もできる。式典に出席した台鉄の杜微(とび)局長は、台鉄がけん引役となり、同園区を軸に周辺のスポットをつなげ、現地の観光を振興する意欲があると語った。

周春米(しゅうしゅんまい)県長は、県では10月10日に鉄道関連のイベントを計画していると明らかにした。

(編集:齊藤啓介)