台北メトロ(MRT)中山駅の出口周辺(グーグルマップから)

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(台北中央社)北部・台北市にある台北メトロ(MRT)中山駅の出口周辺で、女性を対象としたセールスや勧誘などの行為が多発している。MRTの治安維持を担う台北市政府警察局捷運警察隊は17日、このような行為は法に触れる恐れがあるとして、パトロールを強化する方針を示した。

インターネット掲示板では、駅の出口周辺で見知らぬ男性から頻繁に声をかけられるようになり、迷惑しているとする女性の投稿に、多くの女性が賛同。同様のケースは他にも多く起きているとみられる。

同局刑事組の許永益組長は声かけの内容について、その多くがモデルや動画配信者の勧誘などに関するもので、はっきりしない言葉で女性を不安にさせていると指摘。同じく台北市の西門駅や市政府駅などでも見られると語った。また動画投稿サイトにも、男性が駅の出口や周辺の公園、広場などで女性に声をかけセールスや自己紹介を練習する動画のチャンネルがあるとした。

許氏は、声かけやセールスなどの行為について、セクハラやストーカー、嫌がらせ行為を防止する法律や社会秩序維持法、大衆捷運法などの違反に当たる可能性があると強調。市民に対しては見知らぬ相手に連絡先を明かしたり、その相手と知らない場所に向かわないよう呼びかけた。

(黄麗芸/編集:齊藤啓介)