「手取りで100万円を超えました。前職の倍です」今や友人の中でも一番の稼ぎ頭と自慢をする20代のタクシードライバーだ。SNSには、給与明細のスクリーンショットとともに、札束や高級時計の写真が躍る。かつて「失業者たちの終着駅」と揶揄されたタクシー業界は今、令和のゴールドラッシュに沸いている。都心部での深刻な車両不足と配車アプリの普及が、未経験の若手でも月収100万円を狙える「異常事態」を作り出したのだ。前編記