10日のPR会見で花蓮県鳳林鎮の郷土料理を楽しむ「鬼」ら

写真拡大

(花蓮中央社)日本統治時代に日本人の移民村が建設された東部・花蓮県鳳林鎮で今月中旬から来月中旬にかけ、地域活性化イベント「百鬼宴」が開かれる。期間中に計4回開催し、参加者には地元の農産物を使ったグルメを相席形式で提供する他、旧移民村を案内する。のんびりと旅をし、地域の物語や史跡などを知ってもらいたいとしている。

鎮内には複数の旧日本人移民村があり、中でも北林三村には古井戸や街道など当時の建造物が多く残されている。日本時代はタバコの栽培が盛んだったため、ベーハ小屋(たばこ乾燥小屋)も保存されているが、その廃屋にはお化けの伝説も伝わる。そのため伝説を生かし、「鬼月」と呼ばれる旧暦7月に毎年「百鬼夜行祭」を開催している。鎮は2014年、国際的組織「チッタスロー(スローシティー)協会」(本部イタリア・オルビエート市)から「スローシティー」に認定された。

鎮観光旅遊発展協会の李美玲理事長によれば、新型コロナウイルスの影響で鎮内の多くの店が打撃を受けたことから、今年は食文化を通じて鳳林に対する理解を深めてもらうことにしたという。

開催は15日、22日、来月12日、同19日。

(李先鳳/編集:名切千絵)