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3台目も純エンジン車? しかし懸念も

ゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)は、T50、T33に続く3番目の市販車プロジェクトとして、自然吸気のV12エンジンを搭載するスーパーカーを計画中だ。

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AUTOCARの取材に応じた創業者のゴードン・マレー氏は、EUの2035年のエンジン車禁止法案における免除措置(年間生産台数1000台未満の自動車メーカーへの適用を除外)により、新たなV12モデルを「絞り出す」ことができるようになったと述べた。GMAは年間約100台の生産を予定している。


ゴードン・マレー氏は世界情勢を見極めながら理想的なパワートレインを選ぶ方針だ。    ゴードン・マレー・オートモーティブ

「T33を発表したとき、わたし達は絶対に、これが自分たちが作る最後の非ハイブリッド車になるだろうと考えていました。しかし、このルール変更によって、プロジェクト3でもう1台作ることになるかもしれません」

しかし、その道を阻む障害もある。先週、英国政府はEUの計画を反映せず、新車は10年後にはハイブリッド車のみとし、2035年からは完全な電気自動車とする方針を明らかにしたのだ。

もう1つの懸念は、GMAの総販売台数の約半分を占める米国だ。現在、各州では気候変動に対応した独自の計画を策定している。例えば、カリフォルニア州は、2035年からエンジン車の新車販売禁止を決定している。

マレー氏は「そこで何が起こるか、見守る必要があります」とし、プロジェクト3がどのパワートレインを採用するかは明言しなかった。

また、スタイルについては「まだ議論の余地があります。わたしの頭の中では、いろいろなアイデアが浮かんでいます」と語った。

しかし、T50やT33と同じように、限定生産のスポーツカーになることを暗示した。プロジェクト3では、まったく新しいプラットフォームが採用される見込みである。

マレー氏によると、プロジェクト3はT33のハードコアな派生モデル(未発表)の生産が終了した後に登場するという。そのため、発売時期は2027年と予想される。