統一地方選前夜 台北市長3候補が最後の追い込み/台湾
与党・民進党候補の陳時中(ちんじちゅう)前衛生福利部長(保健相)は台北駅に近い選対本部の前で、最大野党・国民党候補の蒋万安(しょうばんあん)前立法委員(国会議員)は台湾セメント松山工場跡地隣の駐車場で、無所属候補の黄珊珊(こうさんさん)前台北副市長は市政府庁舎前の広場で集会を開き、それぞれ数万人(各陣営発表)を集めた。
蒋介石初代総統のひ孫に当たる万安氏は、「一緒に台北の誇りと結束を取り戻そう」「準備ができた」と話し、国民党にとって8年ぶりの市長職奪回に自信を示した。
黄氏を推す野党・民衆党主席の柯文哲(かぶんてつ)台北市長は、「この都市は(二大政党の枠にとらわれない)自由な市民のものだ」とした上で「黄珊珊を市政府に帰そう」と語気を強めた。
統一地方選は22県市の首長や議員らを選ぶ4年に1度の選挙。2024年1月に行われる総統選の前哨戦に位置付けられる。今回は嘉義市長選の候補者の死去に伴い、同市長選のみ投票日が来月18日に延期された。
(劉建邦、陳怡璇、蕭博文/編集:羅友辰)
