日産がBEVコンセプト4車種の特許を一気に出願!発表時とは異なる仕様アリ
日産がBEVコンセプト4車種の特許を出願
2022年6月2日、日産はBEVコンセプト4車種の特許画像を日本国特許庁に出願しました。
これら4車種は、同社が昨年11月29日に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030(ニッサンアンビション2030)」を発表した際に公開されたコンセプトカーです。
車名はボディタイプ別に以下のとおりです。
特許画像を実際のコンセプトカーと比較しながら解説していきます。
発表時とは微妙に異なる部分が見られる
特許画像をみると、基本的には発表済みのコンセプトカーと同じですが、ところどころに微妙な違いが見られます。そういった違いに触れつつ、コンセプトカーの特徴を解説します。
■【SUV】CHILL-OUT(チルアウト)
他の3車種よりも先に発表されたSUVタイプのコンセプトカーです。
日産グローバル本社にも展示されたことがあり、ボディタイプ的にもこの中で最も早く市販化することが予想されるモデル。
ボディサイズ的にはアリアよりもコンパクトなので、日本市場への導入に期待です。
特許画像では他の車種と違って唯一ホイールのデザインが描かれていないため、市販型では複数のホイールデザインが設定される可能性もあります。
■【ミニバン】HANG-OUT(ハングアウト)
HANG-OUTはかつて販売されていた「キューブ」の後継とも噂されるミニバンタイプのコンセプトカー。
前後のサイドドアは観音開きのスライドドアで、省スペースかつ今までにないほど高い乗降性を実現しています。フロアは前端から後端まで完全フラットにすることが可能で、自宅のリビングのような快適な移動空間を提供します。
発表時には備わっていた薄いルーフボックスは特許画像だと装着されていません。つまり、白黒とはいえルーフが見える状態は今回が初となります。仮にHANG-OUTが市販化に至った場合、「ルーフボックスはオプション設定」のような感じになるのでしょうか。
■【ピックアップ】SURF-OUT(サーフアウト)
2シーターピックアップのSURF-OUTは、電動車ながら悪路走破性に優れた本格オフローダーです。荷台を低くすることで積載時の負担を軽減します。
荷台カバーは取り外しが可能。特許画像では装着した状態となっています。荷台のデザインを見せるためなのか、カバーのデザインは内側が見えるデザインに変更されています。特許画像のようなカバーを備えるモデルが今後発表される可能性にも期待です。
以前もお伝えした通り、日産のピックアップモデルには「フロンティア」や「ナバラ」などがありますがいずれも海外専売車。SURF-OUTも市販化したとして日本導入の可能性は低いと思われます。
■【スポーツカー】MAX-OUT(マックスアウト)
オープンスポーツのコンセプトカーであるMAX-OUTは、排ガスや騒音等の規制が強化されていく中、「GT-R」に代わる次世代のフラッグシップスポーツになり得る存在です。
センターコンソールなどが無く、ステアリングホイールと座席のみという極めてシンプルな内装。助手席は快適性を高めるためか、運転席よりも後ろに下げることで足のスペースを多く取っています。
MAX-OUTについては他のコンセプトカーよりも現実味が薄いので、このまま登場する可能性は極めて低いです。また、他のボディタイプと比べて対象となる顧客が少ないので優先度も低く設定されているのではないでしょうか。
