ACL 神戸は16強進出へ、あと勝点1 ロティーナ監督「チームは向上している」
ヴィッセル神戸(c)VISSEL KOBE
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が前半戦のヤマ場を迎えている。アジアのクラブ王者を決める大会はグループステージ終盤に入り、日本から出場している川崎フロンターレ、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸は16強進出をかけて大一番を迎えている。
日本勢のなかで、最も1位突破に近い神戸とマリノス。
傑志は2試合を残すが、5月1日の最終節が神戸戦。神戸はこの対戦で引き分け以上か、あるいは、28日の第5節で傑志がチェンライに敗れれば、最終戦を待たずに1位抜けが決まる。
2020年大会以来2度目のACL出場の神戸は、今季のJリーグでは怪我人の多さにも悩まされて、開幕から10試合未勝利で監督も交代。今大会にはミゲル・アンヘル・ロティーナ新監督が就任早々のタイミングで臨んでいる。
新指揮官は今大会の期間を利用してチームづくりを進め、19日の初戦で傑志に2-1で勝ち、3月15日のACLプレーオフ以来、約1ヵ月ぶりの勝利を挙げると、2戦目のチェンライ戦では攻撃陣が躍動する6-0の快勝を収めた。
先発メンバーをあまり大きく入れ替えずに戦いを続け、中2日で迎えた25日のチェンライとの再戦では、疲労の影響からか全体に動きが重く、相手に守備を固められたこともあり、決定機に決められずに0-0となったが、貴重な勝点1を加えた。
MF井上潮音選手は今後の対戦相手を視野に、「相手に引かれたときに自分たちの攻撃のバリエーションやアイデアを、みんなで共通意識を持って増やしていくことが大事」と話す。
ロティーナ監督は「選手たちは暑さにも慣れてきているし、チームは向上している」と一定の手ごたえを示している。
また、神戸の指揮官は、負傷で離脱していたFW武藤嘉紀選手が状態次第では最終戦に時間限定で出場する可能性も示唆しており、実現すれば頼れる戦力が戻ってくることになる。
取材・文:木ノ原句望
