日本人がノーベル賞を獲得できるワケ、中国ネット民はどう思ってる?
寄せられた意見で多かったのは、「教育」と「資金」の違いだった。戦後、中国よりもずっと早く経済復興した日本では、前から大学進学率が高かったが、中国ではそのころ文化大革命で知識層が迫害されていたと指摘するコメントがあった。研究結果が出るまでには数十年の時間がかかるものなので、「滴水穿石(雨だれ石を穿つ)」で長い目で見なければならないとの意見があったほか、地方の生徒が良い大学に入りにくい今の中国の大学入試システムを問題視する人もいた。
しかし、中国もこれからは期待できると考えている人も多いようだ。今の大学進学率の高さから「中国の地平線は明るくなっている」と希望を見せる人や、一人っ子政策以降は女性の進学率が増えたためか「そのうち中国のノーベル賞受賞者は半分が女性になるかも」と推測する人もいた。
日本のノーベル賞受賞に対する中国人の反応は、徐々に前向きに変わってきているのかもしれない。それには、自分たちの研究環境が改善していることへの自信とゆとりが表れていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
