中国メディアはこのほど、国連の常任理事国である英国とフランスの軍事力ランキングが日本やインドより下であることが意味するものを考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 国際連合の常任理事国は米国、ロシア、中国、英国、フランスの5カ国だが、軍事力ランキングでは英国とフランスはインドや日本を下回っている。中国メディアの新浪はこのほど、国連の常任理事国である英国とフランスの軍事力ランキングが日本やインドより下であることが意味するものを考察する記事を掲載した。

 米軍事情報サイトのグローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)が発表した世界の軍事力ランキング2021によると、フランスが世界7位、英国が世界8位であるのに対し、インドは4位、日本は5位となっている。しかし記事は、「このようなランキングには実質的な意味は何もない」と主張した。

 例えば、インドはランキングでは英仏より上とはいえ、その武器はフランスから購入したものが多いと指摘した。インドが誇る大陸間弾道ミサイル「アグニV」は、発展途上国の中では優秀だが、最先端の大陸間弾道ミサイルと比べるとまだ「40年分の差」があると主張したほか、原子力潜水艦「アリハント」も、1970年代の仏原子力潜水艦「ル・ルドゥタブル」と同じレベルの性能でしかないと主張した。

 日本については、「インドよりは強い」としつつも、日本の軍事や防衛は米国にコントロールされており、戦闘機にしても艦艇や潜水艦にしても、米国のシステムなしでは「遊覧船」のようなものに過ぎず、英仏と比較できるような軍事力ではないとしている。

 それで記事は、インドは武器を購入することで強くなったと思っているが、実は先進国の「いいカモにされている」だけで、空母などを見ても自力で建造できないインドには実力がないことは明らかだと論じた。日本の場合も、東アジアにおいて互いに「脅威論」を煽ることで、関係国に軍事費をつぎ込ませて経済成長させないようにしているのであり、欧米諸国にうまく使われているだけだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)