中国の動画サイトはこのほど、定期的に行われる「自治会のごみ拾いと防災訓練」について紹介し、日本の地域コミュニティにおける助け合いについて紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 「遠くの親戚よりも近くの他人」という言葉があるが、日本のような災害の多い国ではこれが特に当てはまるだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、定期的に行われる「自治会のごみ拾いと防災訓練」について紹介し、日本の地域コミュニティにおける助け合いについて紹介している。

 動画を配信しているのは、日本人男性と結婚した中国人女性で、年に1、2度行われる自治会の「ごみ拾いと防災訓練」には家族全員で参加しているという。まずは簡単な防災訓練として、出かける前に黄色い「安否確認タオル」を玄関に掲げている。地域によってはハンカチやてぬぐいの場合もあるが、災害時に黄色い布を玄関先に掲げることで、安否確認がスムーズにいくというのは、東日本大震災で実証済みだ。

 この日はさらに、公園に集まってからそれぞれ分かれてごみ拾いをしたようだ。女性は、日本はごみが少ないので、たばこの吸い殻がわずかに落ちているだけだったと紹介している。最後に再び公園に集まり、子どもたちはジュースをもらって解散していた。

 配信者の女性は、日本では地域コミュニティがこうした活動を定期的に行うことで、近所の人と顔を合わせて交流することができ、しかも万が一の時には互いに助け合うことができる良い機会だと感心している。女性のように外国から来た人にとっては、近隣住民と顔を合わせるのは安心感にもつながるはずだ。

 動画に対して、「定期的に掃除と防災訓練をするなんて良い習慣だ」、「日本はすごい国だな」といった感想が寄せられていた。中国では道路掃除もマンションの掃除も専属の清掃員がいるので、自分たちで掃除するという概念はない。防災意識も非常に低いので、近隣住民が交流も兼ねて協力し合う、という日本の習慣は良い参考になりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)