中国のポータルサイトに、日本に住む中国人男性2人組が日本人女性の自殺を思いとどまらせ、警察から感謝状を受け取るという誇らしい出来事があったとする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・網易に23日、日本に住む中国人男性2人組が日本人女性の自殺を思いとどまらせ、警察から感謝状を受け取るという誇らしい出来事があったとする記事が掲載された。
 
 記事は、愛知県警港署が19日に中国人男性2人に感謝状を手渡したと紹介。2人は名古屋市港区にある中国料理店の従業員で、7月13日午後1時ごろに自転車に乗っていたところ、女性が1人で川に入ろうとしているのを発見、自殺の可能性があると判断して女性のもとに駆け寄り、片言の日本語で女性を説得して最終的に思いとどまらせたと伝えた。

 そして、その後の警察の発表によると、救助されたのは現地に住む50代の女性で、瑣末な事柄から自殺の衝動に駆られて川に入ろうとしたと説明。救助される前の時点で家族も女性が失踪したと警察に通報していたと伝え、2人には警察から感謝状が授与されるとともに、女性の家族からの感謝の手紙も届いたとしている。

 その上で、2人が当時の心境について「人の命に関わることなので、必ず助けなければいけないと思った」とシンプルに語るとともに「役に立てて嬉しい」と笑顔を見せたと紹介。その純朴な笑顔に、中国人のみならず日本のネットユーザーも心を動かされ「日本人同様、外国人の多くも善良な人たち。相互理解こそ大切だ」「素晴らしいニュースだ。以前中国人と付き合いがあったが、実際のところ彼らは日本人より情に厚い。価値観が違うと思う部分もあるがそれは中国に限ったことではない。メディアによってネガティブな話題ばかり伝わってくるが、中国にもリスペクトすべき部分がたくさんある」といった賞賛コメントが続々と寄せられたと伝えた。

 記事は、メディアのネガティブな報道がしばしばクローズアップされることで日本のネット上では中国人に対する批判や中傷を頻繁に見かけるとする一方で、今回のニュースは「間違いなく中国人、中国系住民の良い部分を広めることになった」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)