Lenovo Yoga Tab 13

Lenovo

 MWC 2021にあわせて、レノボがコンシューマー向けタブレットの新製品 Yoga Tab, Lenovo Tab シリーズを発表しました。

なかでも最大サイズのAndroidタブレット Yoga Tab 13は、Dolby Vision HDR対応の2K低温ポリシリコン液晶、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーを備え、ストリーミング動画や音楽などホームエンターテイメント向きの製品。

本体に一体化したステンレススチール製のキックスタンドで自立するほか、フックなどに引っ掛けても固定できます。

マイクロHDMI入力端子を備え、汎用のモバイルディスプレイになる点も特徴です。

Lenovo

キックスタンドは Yogaタブレット伝統の円筒部分から伸びる構造。クアッドスピーカーのうち二つはこのボトム部分の空間を活かして5ccのオーディオチャンバーを備え低音を強化します。

Lenovo

マイクロHDMI入力端子で汎用モバイルディスプレイになるのも特徴。

Androidタブレットや iPadには有線・無線でPCのサブディスプレイになる機能やソフトもありますが、Yoga Tab 13は汎用のHDMI入力端子を備えるため、たとえばニンテンドースイッチのようなゲーム機を含め幅広いデバイスと接続できます。

Lenovo

主な仕様は 13インチ2160×1350ドットの低温ポリシリコン液晶ディスプレイ (Dolby Vision、最大輝度400nits、色域 sRGB 100%、10点タッチ、Lenovo Precision Pen 2ペン対応、60Hz)、Snapdragon 870プロセッサ、8GB RAM + 128GB / 256GBストレージ。OSは Android 11。

無線は 802.11 a/b/g/n/ac/axデュアルバンドのWiFi 6、Bluetooth 5.2。カメラは前面のみ8MP + 顔認証ログイン対応のTOFセンサ。マイクロHDMI入力、USB Type-C 3.1。バッテリーは10000mAh、1080p動画再生で12時間以上、30W QC 3.0充電対応。

本体重量は 830g、厚みは最薄部6.2mm〜円筒状の最厚部で24.9mm。

Lenovo

価格は構成により税込み799ユーロ (約10万5000円)から。地域により6月から出荷予定です。

11インチで同じ引掛け対応キックスタンドを備えた Yoga Tab 11 も同時に発表されています。そちらは Snapdragonではなく MediaTek Helio G90Tプロセッサ採用、HDMI入力には非対応の一方、モデルによりLTEに対応します。