せっかく日本国籍を取得したのに、中国に戻りたがる人がいる理由
中国語には「人往高処走、水往低処流」という言葉がある。これは「人は高きに歩き、水は低きに流れる」という意味で、この言葉どおりこれまで優秀な中国人の多くが海外を目指し、海外に渡ってきたと記事は指摘した。特に日本は、早くに発展して先進国となったため中国人に人気で、日本に長く住むうちに帰化して日本国籍を取得する人も少なくないことを紹介した。
記事が指摘するような「日本に帰化した中国人の帰国ブーム」があるかどうかは不明だが、2010年代に入り「留学組の帰国ブーム」は顕著になっている。近年では約8割の留学生が帰国しているようだ。しかし、留学経験者が国の将来を担うエリートとしてもてはやされた時代は終わったとされる。むしろ中国の方が「就職難、住宅難、結婚難」は深刻のはずだ。
記事の中国人筆者は、海外で生活するのは大変だと強調したいようだが、中国の「競争」の厳しさは日本の比ではない。帰化した中国人にしても、留学生にしても、帰国に際してはメリットとデメリットをよく考えて決定するのが良いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
