英国の村で複数回にわたり多額の現金が放置されていた謎が解明された/Durham Constabulary

ロンドン(CNN)英イングランド北部の小さな村で、路上に繰り返し放置されていた多額の現金の札束。住民が首をひねり続けていた謎が、ようやく解明された。

警察に名乗り出たのは、善意で現金を置いたという匿名の2人だった。

紙幣を束ねた札束のほとんどは総額2000ポンド(約29万円)。イングランド北部ブラックホールコリアリーの村で2014年以来、12回にわたって発見されていた。

警察の発表によると、匿名で名乗り出た2人は、思いがけない大金を手にしたことから、人のために役立てたいと思ったと話しているという。

ブラックホールコリアリーを選んだのは、過去に住民に助けてもらったことがあり、村に対する思い入れがあったためだと説明している。

2014年以来、2人は何度も村に足を運び、年金生活者や困難な境遇にいる人などの目に付きやすい場所に現金を置いてきた。その場にとどまって現金が拾われたことを確認することもあったという。

2人がこれからも現金を置き続けるかどうかは分からない。それでも警察は、現金の届け出があれば発見者に戻すと説明。善意の2人や、拾った現金を警察に届け出た住民の正直さに謝意を表した。これまでに見つかった現金は全て発見者に返還したことも明らかにした。

警察はこれまで何年もの間、銀行や郵便局に確認したり、指紋を調べたりするなどして捜査を続けてきたが、現金を放置した人物は特定できていなかった。