10日が帰省ラッシュのピークとなっており、各地で渋滞が予想されている。そこで注意が必要なのが、車内での過ごし方だという。クーラーの効いた車内でも熱中症になるおそれがあるため、専門家が注意を呼びかけている。NHKニュースが報じた。

熱中症などに詳しい兵庫医科大学の服部益治特別招聘教授によると、クーラーが効いた車内は涼しくて快適に感じるが、湿度が下がって乾燥すると汗がすぐに蒸発し、体の表面から水分が失われていくという。そのため、気が付かないうちに脱水症状が進んで熱中症になるおそれがあるとのこと。

また渋滞が長引くと、トイレを我慢しようと水分の補給を控える心理が働くため、一層リスクが高まり、注意が必要だ。

クーラー効いた車内で熱中症も 専門家が注意呼びかけ(NHKニュース)