川島永嗣【写真:Getty Images】

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ベルギーメディアは日本の弱点を「カワシマだ」と断言

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表は2大会ぶりに決勝トーナメントに進んだ。2日(日本時間3日)の1回戦で優勝候補のベルギーと対戦するが、ベルギーメディアが日本の弱点を指摘している。

「日本代表の弱点は疑いの余地なくゴールキーパー、エイジ・カワシマだ」

 こう断言しているのはベルギーの公共放送「RTBF」だった。

「3度目のワールドカップで経験はあるが、心強いとは言い難い。グループリーグでの最初の2試合で許した(3失点のうち)2失点分は、シンプルに彼の落ち度だ。コロンビア戦ではフリーキックに対して飛び込むまでに時間がかかりすぎ、セネガル戦ではマネのゴールで著しく威厳を失った」

 同メディアはコロンビア戦、セネガル戦での川島のミスからの失点シーンに言及している。またGK以外にも「小さな弱点」として、右サイドを挙げている。

GK以外の「小さな弱点」は右サイド

「ヒロキ・サカイは素晴らしい選手だが、彼の前に位置するゲンキ・ハラグチは今大会輝きを放っていない。左サイドのイヌイと同様のインパクト、とは言い難いだろう」

 日本の最大の弱点は1次リーグでやや安定感を欠いたGK川島。そして右サイドでの先発が予想される原口も弱点として挙げている。

 守勢に回ることが予想されるベルギー戦。“弱点”だと名指しされた川島らが奮起しなければ勝機は薄い。ビッグセーブ連発で、相手国メディアに“参りました”と言わせることができるか。(THE ANSWER編集部)