核軍縮や核不拡散を進めるための国際会議が、3回続けて決裂した。核管理体制の有名無実化が一層進みかねない危機的な事態である。米ニューヨークの国連本部で約1か月にわたり開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、成果文書を採択できずに閉幕した。成果文書は全会一致が原則で、2015年、22年もまとめることができなかった。3回連続の採択失敗で、NPTの信頼が大きく傷ついたことは極めて残念だ。