長く高収入を得ていた人ほど、定年後に生活水準を下げられず、思わぬ資金不足に陥るケースは少なくありません。現役時代の収入や社会的地位の記憶が強く、「周囲から余裕があると思われたい」という気持ちが支出を押し上げてしまうのです。今回はトータルマネーコンサルタント・CFPの新井智美氏が、地方大手企業で管理職として年収2,000万円を得ていた男性の事例をもとに、老後資産が減少していく過程と、その背景にある心理、そし