「社長はそう言いますが、できませんよ」というのが、今までの営業担当者の弁明。それでは新しいステージを迎えられないと、日本製鉄社長の橋本英二氏が覚悟の製品値上げを進めている。コスト高騰、市況悪化などの逆風下だが、自らの製品の価値を価格に転嫁できなければ、明日の鉄鋼業はないという危機意識。日本製鉄が提示する新価格体系にユーザーはどう対応するのか─。 2期連続最高益見通し、その背景