もうSNSやWebで「文章が下手」と笑われないための美しく読みやすい文章の書き方

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最近の人は、文章が下手だと言われることがある。もちろん本人はそんなことには気づかないものだ。ブログやSNSでいつも書いているし、みんな「いいね!」とかしてくれるから文書作成はお手の物と思っているかもしれない。そんな人でも、会社で提案書とか書かされたら、部長に「何が言いたいのかわからん! 書き直してこい!」なんて言われてしまうかも。これはもう恥ずかしいではすまされない。今一度うまい文章の書き方について考えてみよう。

●そもそもなんで文章が下手に?
文章下手の原因には、まずはワープロの登場が挙げられるのではないだろうか。書いた後でも簡単に文章を追加したり削ったり、移動したりできるワープロは、文書作成を格段にラクにしてくれた。その反面、書き出す前に内容をよく考えてから書き始めることは少なくなったように思う。

また、ブログなどのサイト上の文章では、紙媒体と違って文字数や文章量に制限がないことから、書いたものをまとめるということもあまりしなくなり冗長な文章になったり、言葉足らずになったりしてしまう。さらにTwitter、FacebookなどのSNSの普及も一役買っているだろう。SNSでは考えて書くと言うより、思いついたことをその場で、そのまま書くことに慣れてしまうのだ。

こう考えていくと、どうやら便利になった分、私たち人間が考えることをさぼってしまっているのが原因のようだ。

●まず書き始める前に考えよう
文章下手になった原因から逆に考えてみると、文章を上手に書くには、よく考えることが必要だということだ。しかし、初めからきちんとした文章を考えて書こうとするのはプロの執筆者でもない限り難しい。

そんな時は、まず文章ではなく、必要な要素を洗い出してみるといい。自分が述べたいことをどんどん出していき、順番や序列を考えるのだ。こうすることで、文章の骨格ができあがっていく。

骨格ができてしまえば、あとはそれに従って文章にしていくだけだ。実際にやってみるとすでに文章の流れはできあがっているから、意外にスムーズに、 スイスイと書けるはずだ。

●見た目にも気をつかおう
すっきり分かりやすい文章が書けたといっても、それだけで、だらだらとベタ打ちしていたのでは読みにくい。見出しを目立たせたり、必要に応じて図を入れたり。紙媒体の場合は、余白も読みやすさに関わってくる。

そんな時にちょっと頭に入れておいて欲しいのが「黄金比」(1:1.616)と「白銀比」(1:1.4142)だ。

「黄金比」という言葉は聞いたことがあると思う。自然界に多く見られ、最も安定した美しい比率と言われている。西洋の建造物や美術品にも多く見られる。有名なところでは、パルテノン神殿やモナリザ、最近のものではデジカメやiPhoneなどにも黄金比はある。

一方、「白銀比」は、日本で古くから美しいとされている比率だ。実は紙の規格であるA4とかB4とかいったサイズは白銀比になっているのだ。そのほか法隆寺やキティちゃんも実は白銀比でできているのだ。

「黄金比」も「白銀比」も、見る人を心地よくしてくれる美しい比率だ。ならばレイアウトにも利用してみてはどうだろう。

図版や写真を入れるのであればそのサイズに、見出しと本文のサイズに、そして余白をのぞいた本文部分のサイズに「黄金比」や「白銀比」を……。様々なところに「黄金比」や「白銀比」を用いることで、見た目も美しい文章に仕上がればこちらのものだ。

●内容と見た目を克服し、上手な文章の作成を目指そう
まずは書くための要素出しをして、必要なことだけを順序よく、すっきり仕上げる。レイアウトにも気をつかい、見やすく美しい状態に仕上げる。

この2つを実践し、Webや紙の類で、「文章が下手」と言われて恥ずかしい思いをしないような文章が書けるようになろう。