究極の一品は”自分オリジナル” じわじわ増えている「つくりたい人」のための第3のシェア「シェア工房」の今

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◎広がるシェア工房
今や雑巾ですら100均ショップで売っている何でも買える現代となっているが、どうやら自分の手を動かして「もの」を作ろうという人がじわじわ増えているらしい。

Makersと呼ばれる人たちだ。でも、狭い日本の住環境ではいまどき自宅にガレージなんてない。溶接機はおろか、もしかするとカッティングシートを広げる場所を確保することも難しかったり…。そこで、いま注目されているのが「シェア工房」だ。シェアオフィス、シェアハウスに続く第3の「シェア」。作業場をシェアして、必要なときに使おうという発想だ。

こうしたシェア工房では、インクで紙に印刷するプリンタ同様3Dの「モノ」を造形する3Dプリンタやさまざまな素材に対して切断・穴あけ・マーキングなどの加工が可能なレーザーカッターなどの工作機械から、溶接機、業務用ミシン、刺繍用ミシンまである。機材の使い方が学習できるワークショップが用意されていることも多く、初心者にも広く開かれている。


目黒のMakers’ Base:3Dプリンタ、3Dスキャナ、レーザーカッター、木工、金工、縫製、シルクスクリーンなど100種類以上の道具が完備されている、会員制シェア工房



目黒のMakers’ Base
シルクスクリーン



目黒のMakers’ Base
3Dプリンタも完備されている



目黒のMakers’ Base
木工作業



目黒のMakers’ Base
縫製作業環境も充実


◎手軽に「ものづくり感覚」を味わう
「私はそこまで…」という人は、出来合いの、いわゆるマスプロダクトの製品を使ったカスタマイズはどうだろうか。西武渋谷店モヴィーダ館にあるデジタル加工工房「&Fab」は、Loftや無印良品の商品の中から加工ができるサービスだ。たとえば、UVプリンタを使って、自分の好きな写真やイラストをカップにプリントする。何百・何千個も同じ形で製造されるカップも、こうすることで自分だけのオリジナルのカップになる。必要な手順はスタッフのフォローもあるので、初心者でも気軽にカスタマイズを楽しめる。

◎"ちょっとしたスペシャル"に
一から作るにしろ、カスタマイズするにしろ、実際に自分で手を動かす・動かさないにかかわらず「どういうものがいいのか」考えること。「陳列された棚の中から商品を選ぶ」だけではなく、その時間をプラスすることで、一気に"ちょっとしたスペシャル"に変貌する。

大切な人へのプレゼント、どうしても記憶に残したいもの、記念にしたいものなどにおススメ。GWに遠出の予定がないなら、親子でシェア工房めぐりをしてみては?

ちなみに100均ショップの雑巾を買うことに抵抗があれば、レンタルミシンというアイテムもある。


メイカーズベース
ファブラボ
ファブカフェ
&Fab



大内 孝子