プライドとリスペクト。バイエルン・ミュンヘンは謙虚にチャンピオンズリーグ(CL)再開に臨んでいる。プレミアリーグで2位につけるアーセナルが、見下せない相手と分かっているのだ。バイエルンは2001年、2005年、2013年と、アーセナルを3度敗退させている。だが、ペップ・グアルディオラ監督は油断していない。

「アーセナルは常にこの大会に出場しているチームだ。世界で最も名誉ある大会にね。土台と間ンティティーがあり、最高の選手たちがいるチームだよ。我々にとって難しい対戦となるだろう。集中しなければいけない。ファーストレグで3−1と勝利しながら、ホームでのセカンドレグで0−2と敗れた昨季の経験からも明らかだ。エミレーツ・スタジアムのような素晴らしい舞台でアーセナルと対戦することで、我々の今のレベルが分かるだろう」

「私は彼らのようなクラブに敬意を払っている。優勝候補? そう言われるのは宿命だ。バルセロナ時代も経験している。だが、常に試合は0−0で始まるものだ。できるだけポゼッションすることが鍵となる。アーセナルが8年無冠であることも意味はない。人生はトロフィーを獲得することだけじゃないんだ」

バルセロナ退団後、プレミアリーグではなくブンデスリーガを選んだことについて、グアルディオラ監督はこう説明している。

「私が慣れていたサッカーよりもずっとフィジカルなサッカーを試してみたかった。新しく、異なる世界、また別のサッカー文化をね」

グアルディオラ監督はDFフィリップ・ラームを中盤の底にコンバートさせた。

「いろいろな理由がある。まずは、中盤に多くの負傷者がいたことだ。次に、彼はあの位置でうまくやれる。ボール奪取とカウンターだ。彼は知的な選手なんだよ。私がこの5年で指導した中で最も賢い選手かもしれない」

かつてチェルシーでプレーしたFWアリエン・ロッベンにとって、アーセナルとの対戦は普通の試合ではないだろう。

「僕らは去年以上に強いかもしれない。でも、アーセナルも良くなっている。(ユップ・)ハインケスとグアルディオラの違い? そういう比較は常に難しいものだ。去年の僕らはたくさん勝利した。グアルディオラ監督が来て、新しい風が吹きこまれた」

「彼らは最初から僕らを攻めてくるだろう。僕らは用意しておかなければいけない。アーセナルは日曜のFAカップでリヴァプールを倒している。すごく強いチームをね。ずっと無冠であることも、何の意味もないよ」