ミランはピッチとプレーの支配者だ。それが、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が主張するスローガンだ。クラレンス・セードルフ監督はUEFA公式サイトのインタビューで、その本質を変えることなく、このように述べている。

「大事なのは勝利だけではない。いかに勝つかも大事なんだ。ただ争うことが問題なのではなく、どうやって競っていくかなんだ」

アトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグの2日前に、セードルフ監督はこのように述べている。

「クラブが目指しているのは、この移行期を使って再び輝かしい未来を、そして世界レベルで争っていける強いチームを築くことだ。私は攻撃が好きな、クリエイティブなチームを見るのが好きなんだよ」

「私にとってクリエイティブなのは、個人プレーもするがチームプレーもする選手たちだ。バイエルン・ミュンヘンのようにね。近年の彼らは見事な組織と大変な攻撃のポテンシャルを見せている」

「常に守ってカウンターというチームにはあまり感動しないんだ。そういう勝ち方が効果的だったり、そういうやり方をしなければいけないときもあるのは確かだよ。だが、私がサッカーの何に興奮するかと聞かれれば、1ゴール以上を決めようとするチームなんだ」