ローマは9日のセリエA第23節でラツィオとのダービーマッチを迎える。ラツィオのエディ・レヤ監督は先週、後に謝罪はしたが、「ダービー前にローマの選手がケガをすることを願おう」と発言した。ローマのルディ・ガルシア監督は8日の会見を待って、レヤ監督に厳しく反論している。

「レヤ監督は、我々が指揮官である以上に“教育者”であることも考えるべきだろう。公の場でそういうことを言うなら、プライベートではどうなんだ? 誰かの脚を壊せとか、殺せとか言うのか? 明日の主審には、ぶつかり合いに気をつけるようにお願いしたい。私はケガを望んでいないからだ。そしてサポーターには、自分のチームを応援することだけを考えてもらいたい」

昨季のコッパ・イタリア決勝のリベンジとローマ側が考えていた前回のダービーと比べれば、今回はプレッシャーが少ない。ガルシア監督もこのように話している。

「我々にとっては一つの試合だ。勝ち点3が懸かっているから大事な試合だよ。そして、ライバルたちにシグナルを送るために、我々は勝ちたいと思っている。ファンにとっては違うだろう。トッティ、デ・ロッシ、フロレンツィにとってもそうかもしれない。彼らは選手というだけじゃなく、ファンでもあるからね。だが、我々は準備できているよ」

ローマが有利な立場で迎えるダービーとなるが、それはガルシア監督も認めている。

「順位表がすべてを物語っている。そして、前回のダービー後に私が言ったこと、つまり『我々は村の教会を建て直した』ということが現実だと示している」

コッパ・イタリア準決勝セカンドレグに気をそらされる心配はないという。つまり、ターンオーバーはないということだ。そして、リーグで2位でもコッパ・イタリアを制覇できるならよしとするかと聞かれると、ガルシア監督はこう答えている。

「幸いにもそんなチョイスは存在しない。私は明日の試合で勝つことだけを考えている。どうやって? それは大事じゃない。より良いプレーをすればいいんだ。そうじゃなければ同じだよ」

アウェー扱いのローマには2万人のファンのサポートがあるだろう。だが、その後2試合のホームゲームではクルヴァ(ゴール裏スタンド)2つが閉鎖となる。

「サポーターがいないのは残念だが、私はスポーツ面のことしか話さない。それ以外のことはクラブに任せたいね」

MFミラレム・ピアニッチはピッチのことだけを考えている。メンバーチョイスで唯一分からないのは、ラジャ・ナインゴランとピアニッチのところだ。後者の可能性が高まっている。ガルシア監督によると、ピアニッチのひざは「この数週間で見たところでは良くなっている」からだ。