フェイトの抱き枕と結婚した韓国人男性

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今年1月に20代の韓国人男性が、日本のアニメ『魔法少女リリカルなのは』のキャラクター「フェイト」が印刷された抱き枕と結婚していたことが分かった。日本でも昨年11月に『ラブプラス』の「ネネ」と挙式を挙げた日本人男性が話題となったが、今度は韓国でのお話しだ。

この男性はレストランや映画館、遊園地などにもフェイトの抱き枕を連れて行き、デートを楽しんでしまうという強者である。もちろん代金は2人分お支払い。コンビニで稼いだアルバイト代のうち80%をフェイトの関連商品の購入代に充てているそうで、これまで1500〜1600万ウォン(約120〜130万円)ほどを投資してきたという。現在、熱愛6年目だそうだ。

そんな常識ハズレな恋愛を、英国の「メトロ」や「オーストリアタイムズ」などが報じたことから、韓国で再び注目が集まっている。「韓国の猟奇的な事件が世界で報じられてしまった!」と言うわけだ。オーストリアタイムズの10日付の記事では、ウェディングドレス姿のフェイトの抱き枕を抱きしめて熱くキスをする男性の姿が掲載され、この韓国人男性を「Korean Otaku(韓国のオタク)」として紹介。さらに、韓国のある熱狂的なアイドルファンが、自身の愛を証明するため血書ファンレターをインターネットに公開するといった昨年の事件も一緒に報じている。

韓国の変わった事件といえば、2月に中学や高校の卒業式の打ち上げで制服を脱がせたり卵を投げつけたりするのが慣例化していることが発覚し、これは日本や中国のメディアでも大きく報じられた。韓国ネチズンらは、「国際的に有名なスターになった」「猟奇的な趣味として紹介されるなんて恥さらしだ」「海外ニュースに配信されるなんて恥ずかしい」「他人の趣味にとやかく言うのはやめよう」といった意見を書き込んでいる。

参照:韓国の猟奇的なニュース、外信に乗って「恥をもたらす」 - ノーカットニュース

(文:林由美)


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