「2ちゃんねる」のトップ画面が太極旗に

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韓国のネットユーザーらによるサイバーテロ攻撃が行なわれた1日、日本の「2ちゃんねる」は午後1時過ぎから全アクセスが不能になった。その後も韓国側からのテロ攻撃は続き、それに日本の一部のネットユーザーが韓国の民間外交使節団「VANK」に反撃を開始。すると韓国側がライブドアの「したらば掲示板」も攻撃先に加えるなど、日韓のサイバーテロ合戦は一日経った今でもくすぶり続けているようだ。

現在、韓国のテロ作戦に賛同する者たちが集まる「テロ対応連合」には、2日午後1時の時点で会員数が11万人を突破し、まだまだ勢力を保っているかのように見える。

しかし、昨日のテロ攻撃で「インターポールが動き出した」といううわさが一気に広まり、これを警戒した一部のネットユーザーが急きょサイトから脱退するなど、盛り上がりをみせたテロ攻撃集団は徐々に終息の方向に向かいはじめているようだ。

この「インターポール(国際刑事警察機構:ICPO)が動き出した」といううわさが流れた理由は、一部のネットユーザーが「2ちゃんねる」だけではなくグーグルなどにも攻撃を働いていたことが確認されたからのようである。誤爆とも見られているが、「2ちゃんねる」へのサイバー攻撃成功で味をしめた一部のネットユーザーが、攻撃先を自身が通う学校や塾、そしてグーグルなどに変えながら反乱を起こしていたとも見られている。

実際にインターポールが捜査のために乗り出したという話しはない。しかし、「ネイバー」の検索語ランキングの上位に「インターポール」がランクインするなど、一部のネットユーザーが警戒しているのは確かなようだ。

毎年恒例行事のようになってきている日韓のサイバーテロ合戦だが、年々激しさを増すサイバーテロが、外交問題にまで発展しないか憂慮する声も出てきている。


(文:林由美)

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