日本のSRCに出場という情報もあったが、ヘイスは結局BFCシーズン2に専念することになった

写真拡大

2月23日(火・現地時間)、Bellator Fighting Championships シーズン2 フェザー級トーナメント一回戦のラインナップが発表された。4月8日(木・同)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで開かれるシーズン2開幕戦=BFC13では、まずジョー・ウォーレン×エリック・マリオット、ゲオルギー・カラキャナン×バオ・クァーチ戦が組まれ、15日(木・同)のイリノイ州シカゴ・シアター大会でウィルソン・ヘイス×シャド・ライルレー、パトリシオ・ピッチブル×ウィリアム・ロメロ戦が行なわれる。

12週連続のイベント開催、4階級トーナメントというMMA界での異例のスタイルをとるBFC。ようやくシーズン2開幕戦のラインナップの一部となるフェザー級トーナメント一回戦のマッチアップが決定した。

トーナメント出場選手のトータル戦績は83勝18敗2分、その頂点を決める戦いの初戦は、4月7日、BFC13のウォーレン×マリオット、カラキャナン×クァーチで戦いの火ぶたが切って落とされる。

DREAMフェザー級GP準優勝のウォーレンに対するマリオットは、19日(金・同)に8人目の参加が正式発表されたばかりファイターだ。無名のマリオットだが、2008年4月のMMAデビューから09年12月の1年8カ月で、アマMMAを含め18勝3敗という驚異的なペースで実戦経験を重ねている。現在 9連勝中のマリオットにとってBFCは初の大舞台、「政治的な問題もなく、勝てば試合に出られるBFCは自分に合っている」と、トーナメントへの強い思いを語る。

キャリア2勝1敗ながら、グレコ世界王者の肩書を持ち、DREAMというビッグプロモーションしか経験していない対照的なキャリアの持ち主ウォーレンとの対戦は、両者のバックボーンを見比べるだけでも楽しみ。叩き上げ×エリートの一戦となる。

また、開幕戦で用意されたもう一つのトーナメント戦は、カラキャナン×クァーチ戦。トーナメント参加選手が喫した18の敗北中、半数に当たる9敗を喫しているクァーチだが、彼が重ねてきた27戦のキャリアは他のファイターにない大きな経験となっている。

過去3年は11勝2敗1分という好成績を残しているクァーチ、来日経験も3度有り、これまでにアフリクションやShoMMAなど、ビッグショーにも出場している。

対するカラキャナンは、カリフォルニアMMAイベントでつけた勢いで、クァーチに胸を借りる形だ。チーム・オーヤマでパウンドに磨きを掛け、負けない戦い方を身につけたクァーチに対し、カラキャナンはミレニアムMMAで学んだカリフォルニア・グラップリングの妙技を駆使して戦う。

首系から足関節まで使いこなすカラキャナン。世代交代が目立つMMAで、固い戦いをするクァーチ越えを果たす可能性は十分にある。

シーズン2第2戦=BFC14で組まれたヘイス×ライルレーは、元EXC世界王者とIFLタイトルコンテンダーの対戦となる。唯一前年度から連続してトーナメント出場となるヘイスは、現代MMAでは珍しい潜り系スイープを中心とした攻めを見せる柔術家だ。

打撃は手打ちが中心でテイクダウンにつなげることを主目的としているヘイスに、ワンマッチ出場からトーナメント出場を決めたシャイルレー。IFL時代にライト級マッチで見せたクリス・ホロデッキーとのバチバチの殴り合いは、今も語り草になっている。レスリングがベースで、打ち合いに強いという彼のスタイルは、寝技に持ち込みたいヘイスにとって最も嫌なタイプといえる。

チーム・ノゲイラからシュートボクセ・アカデミーに所属ジムを移し、同トーナメントに挑むパトリシオ、そしてカナダのロメロと実力がベールに包まれている者同士の対戦。この一戦を終えて初めて、彼らのポテンシャルが明らかになる。

3カ月で最大3試合、体調管理が困難なのも理解できる。日本人の参加がないのが寂しいが、本命不在、勝利者予想が難しい激戦になることは間違いない。