■第8試合 ミドル級/5分3R
チャールズ・マッカーシー vs マイケル・ビスピング
×[1R終了/TKO]○

英国人ビスピングと米国人マッカーシーの対戦。ビスピングがアッパーから、組みついて膝蹴りの連打を見せるが、マッカーシーは「効かないよ」とばかりに笑顔を見せる。カウンターのタイミングが、フック、膝蹴りをヒットさせるビスピングが、順調な立ち上がりを見せる。

ウェービングでパンチを捌き、距離感を掴んだマッカーシーは、タイミングよく両足タックルを仕掛け、テイクダウンを奪う。立ち上がろうとしたビスピングのバックに回ろうとしたマッカーシーは、そのまま前方に回転するように腕十字へ。

腕をクラッチして耐えるビスピング、腕を引き抜いて強烈なパウンドを落とす。1R終了まで1分を切り、ビスピングがラッシュ。組み相撲から膝蹴りを連打で打ち続け、徐々に姿勢が崩れたマッカーシーは、亀の態勢になったままパンチを受け続ける。防御が取れないマッカーシーだが、レフェリーはなぜか試合を止めないまま初回が終了。

ここで、両膝をついたまま立ち上がれないマッカーシーを見て、レフェリーが遅い遅い試合終了を告げた。

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