《栃木強盗殺人》日常的に暴力を受けて支配…実行犯の16歳兄が証言した「悪夢の出会い」〉から続く

「4月にも強盗した」

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 栃木県で起きた強盗殺人事件から2週間。地元では「札付きのワル」だった16歳のBは、仲間たちにこう言い放っていた。

 実行犯の中心とみられるBの足取りを追っていくと、高校生4人の関係性が浮かび上がってきた。

 社会部記者の解説。

「5月14日午前、富山英子さん(69)と飼い犬が殺害される事件が起きた。実行犯として、いずれも16歳の高校生が強盗殺人容疑で逮捕されました」

 高校生らに白のBMWや凶器などを提供し、犯行の指示役として同容疑で逮捕されたのは竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)。Bは以前から竹前夫婦と面識があった。


指示役の竹前海斗容疑者

「SNSを通して闇バイトに応募し、AとCを誘ったのはB。犯行中も夫婦からの指示をBが受け、他の高校生らに伝えていた」(同前)

 実行犯の中で強い立場にあったB。事件当日に現場付近で顔を覆いながら歩いているところを確保されたAとは、高校の同級生だった。Aの兄が明かす。

「弟はBから暴力で支配され、主従関係が生まれていた。事件前日も呼び出され、Bと海斗から執拗な暴力を受けて、人前に出られないほどボコボコに殴られて顔が変形したと聞きました。そのまま強制的に栃木へ連れていかれたようです」

 Bは相模原市内の中学を卒業後、定時制の高校へ進学。1学期途中で退学した。中学入学時は普通の少年だったというが、どのようにして支配力を持つ“ワル”に変わったのか。

 この続きでは、16歳実行犯4人の家庭環境を徹底取材し、▶︎中3で入れ墨に大麻、▶︎無免許バイク…などのトピックを詳しく報じている。記事の全文は5月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および28日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年6月4日号)