中国で初めて起きた逆転…65歳以上高齢者人口、15歳未満を上回る
中国で65歳以上の高齢者人口比率が、初めて15歳未満の児童人口比率を上回ったことが分かった。
1949年の関連統計作成以降、高齢者人口が児童人口を上回ったのは今回が初めてだ。急速な高齢化と少子化の影響で、社会・経済的負担がさらに大きくなっているとの分析が出ている。
26日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、中国国家統計局(NBS)の最近の発表を分析した結果、昨年11月時点で中国の65歳以上の人口比率が15.87%を記録したと報じた。
一方、0〜14歳の人口比率は15.25%と集計され、高齢層の比率が初めて上回った。
今回の統計は、昨年11月に実施された「ミニ人口調査」を基に算出された。該当の調査は10年単位の定期人口総調査の間に行われる調査で、2000万人以上を対象に実施された。
専門家は、中国の伝統的な家族扶養体系が限界に直面していると診断した。人口学者の何亜福氏は、「中国の伝統的な家族中心の高齢者扶養モデルが大きな圧力を受けていることを意味する」とし、「社会保障年金支給負担もますます大きくなっていることを意味する」と語った。
高齢者を扶養する生産可能人口比率も減少したことが分かった。
15〜59歳の人口比率は全体の61.89%と集計された。これは10年前の67.33%より低下した数値だ。
世帯規模も縮小傾向を見せた。
昨年の平均世帯員数は2.52人で、10年前の3.10人より減少した。
何氏は、「1人または2人世帯が大きく増えていることを意味する」とし、「非婚と無子女の傾向が強まっていることを示している」と説明した。
中国政府は少子高齢化問題への対応のため、出産奨励政策拡大に乗り出している。
中国国務院は最近の会議で、人口の全般的な質を高め「人的資源ボーナス」効果を維持するとし、「適正な出生水準と人口規模を維持するため努力する」と明らかにした。
中国国家衛生健康委員会も地方政府に対し、出産・養育・教育費用負担緩和対策の策定を促した。企業には従業員の仕事と家庭の両立支援拡大を求めた。
