横浜港の原油輸入量ゼロに 4月、ホルムズ海峡の事実上封鎖が影響か 中東への自動車輸出額も8割以上減少

横浜港の4月の原油輸入量がゼロになったことが21日、横浜税関の貿易統計で明らかになった。米国とイスラエルによるイラン攻撃でホルムズ海峡が事実上封鎖された影響とみられる。中東地域への自動車輸出額も8割以上減少し、国際貿易港・横浜への影響が顕在化した。
中東からの原油、粗油(ガソリンやナフサなどを除いた未精製の油)がなくなった。主な輸入相手国はサウジアラビアやカタールで、前年同月は38万キロリットル、279億円を計上していた。
原油、粗油の輸入がゼロになったのは、ENEOS根岸製油所(横浜市磯子区)の定期点検の影響を受けた2024年11月以来で、点検以外では異例。前年同月比で減少したのは8カ月ぶり。
税関は「中東情勢の影響かどうかは断定できないが、この傾向が続くかどうか注視したい」とした。
